ムスヒ円山と施術者について


コンセプト
「身体は自ら癒す力を持っている」


健康も、癒しも、美しさも──

すべては外から与えられるものではなく、あなたの内に宿る力。


臨床歴24年で培った「手」と「鍼灸」、

そして深く響くボディワークを重ねながら、

その日のあなたに最も必要な施術を組み合わせていきます。


施術は、症状を楽にするだけでなく、

「不調をため込まない身体づくり」や

「いつまでも自分らしく過ごせる心身の土台づくり」にもつながります。


身体が楽になり、

心が軽くなり、

好きなことをのびのび楽しめる──

そんな未来のための“予防”としてもご活用いただけます。


あなた自身の“治ろうとする力”が動き出すきっかけを、丁寧につくるサロンです。



ムスヒという名前に込めた想い


サロン名「ムスヒ」は、古語の「産霊(むすひ)=結ぶ・つなぐ」に由来します。


「心と身体は、つながっている」──


身体のケアは心をやさしく整え、心の調和は身体を自然に導く。


その両方を丁寧に見つめながら、あなた本来の「ニュートラル」へ還るサポートを行います。


ムスヒ円山の3つのポイント


当院のポイントは、以下の3点です。

① 臨床歴24年 × 東洋医学とボディワークの融合

② 完全予約制 × 静かなプライベート空間

③ 円山裏参道 × 自然と調和するロケーション


① 臨床歴24年 × 東洋医学とボディワークの融合

鍼灸・美容鍼・六層連動操法・クレニオセイクラルセラピー・オイルトリートメント・キネシオロジー・エネルギーワーク──

豊富な技術から、その日のあなたに必要な施術をカスタマイズ。治療・癒し・美容を同時に叶えます。


② 完全予約制 × 静かなプライベート空間

お一人ずつの施術に集中できるプライベートサロン。

周囲を気にせず安心して、自分自身に深く向き合える時間をお過ごしいただけます。


③ 円山裏参道 × 自然と調和するロケーション

地下鉄東西線「円山公園駅」5番出口から徒歩4分。落ち着いた裏参道の一角にあり、施術の前後には散策やカフェも楽しめる環境です。


施術の特徴

繊細なのに深く届く──身体の本音に寄り添うケア


施術はすべてオールハンドのタッチで行い、ときにごくわずかな圧で、身体の内側に深く働きかけます。


六層連動操法は、筋膜・筋肉・骨格を立体的に整える整体技術。

クレニオセイクラルセラピー(アプレジャー式頭蓋仙骨療法)は、繊細なタッチで神経系と深い静けさにアクセス。

鍼灸・美容鍼では、経絡・ツボを活かし、気血水の巡りと自然治癒力を促します。

オイルトリートメントでは、経絡や筋肉、肌や自律神経にも多層的にアプローチ。

キネシオロジーやエネルギーワークもご希望や状態に応じて柔軟に組み込みます。


圧が苦手な方でも、やさしい刺激で、深いゆるみと変化を引き出します。


安心へのこだわり


使用するスキンケア・ボディケア製品は、

石油系合成界面活性剤不使用で、結果の出る高品質な製品を厳選。


アロマは、エッセンチアまたはdoTERRA(ドテラ)の精油を使用。

ベースオイルは、分別蒸留された100%天然のココナッツオイル。

吸収が良く、乾燥肌や敏感肌にも優しく、うるおいを保ちます。


小さなサロンですが、安心してくつろいでいただける空間です。

アロマや天然のお香を焚き、静かで落ち着いた時間をお過ごしいただけます。

感染対策も徹底しておりますので、初めての方も安心してお越しください。



このような方におすすめです


• 癒しと治療を同時に受けたい方

• 美容も健康も根本から整えたい方

• 身体にやさしい方法で深い変化を望む方



プロフィール


西野 由希子 (YUKIKO NISHINO)

札幌市出身

【経歴】

臨床経験:臨床21年目

鍼灸あん摩マッサージ指圧師

六層連動操法:5年目

クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法):3年目

インテグレイティッドヒーリング(IH)プラクティショナー

キネシオロジスト:タッチフォーヘルス・多次元キネシオロジー



幼少期からはじまった “癒す” という感覚

幼い頃から、身体中に黒い点のついた本(のちに「ツボの本」と判明)を手本に、母の頑固な肩をほぐすのが日課でした。
小さな手で触れながら、「なぜ、こんなことで身体が楽になるのだろう?」と、自然と疑問を抱くように。

それが、“身体を癒すこと”や、“目に見えないもの”への探究のはじまりでした。

次第に、「身体」だけでなく、「心」や「意識」——さらには、環境や見えないエネルギーまでも含めた視点で、人の健康や在り方を見つめる
ホリスティック医学やエネルギー療法に惹かれていきます。

目に見える世界と、見えないけれどたしかに“在る”もの。
その両方を大切にしながら人の癒しに寄り添う――それが今の私の、天職と呼べる道の始まりでした。


鍼灸・ボディワークに至るまでの学びの道のり

2000年に上京し、翌年、東洋鍼灸専門学校に入学。
鍼灸あん摩マッサージ指圧、東洋医学、解剖生理学など、基礎からじっくりと身体と向き合う学びを重ねました。

在学中は、『はり100本』の著者・竹村文近先生に師事。
「鍼は考えて打つのではなく、自然と手が止まる場所に打つ。手に“目”をつけろ」
という超感覚的な鍼灸の教えを徹底的に実践し、速刺即抜・深鍼といった特殊技術も習得しました。

卒業後には、Phyllis K. Davis著『パワー・オブ・タッチ』との出会いがあり、
「手でふれること」が持つ癒しの力を、あらためて自分の中で深く認識することに。


オイルマッサージと西洋的ボディワークの学び

2009年、パレ原宿アロマスクールにてアロマ心理学とアロママッサージを習得。

その後、より治療的な技術を求めて、Body Therapy NY FLOW代表・藤田朱美氏に師事。


スウェディッシュマッサージ、ディープティッシュ、トリガーポイント療法、筋膜リリーステクニック、リフレクソロジー、ストレッチ、頭皮マッサージなど、
西洋医学の解剖学に基づく最先端の手技を幅広く学び、
現在のムスヒ円山でのオイルマッサージの土台となる技術と理論を築いていきました。

藤田朱美氏について


ホリスティックな視点と食の探究へ

さらに、ホリスティックケアの多角的なアプローチとして、
レイキヒーリングをはじめとするヒーリングエネルギーワーク、ホメオパシー、フラワーレメディーなど、
身体・心・魂に働きかけるさまざまな方法を学び、資格や実践を積み重ねました。

また、過度なダイエットを経験したことから「食と身体の深い関係性」を痛感し、
インナービューティーの探究にも自然と関心が向いていきました。


美容との融合、そして「意識」への問い

2013年札幌帰郷。

妹が美容業界に携わっていた縁もあり大手エステサロンにて今までの技術を駆使し、健康と美容の両面にアプローチをしたボディメイキングマッサージを考案。

外見にコンプレックスを持っていたクライアントの方々が生き生きとした表情になり、「自分に自信を持てるようになった」「自分の身体が好きになった」「身体が辛かったのにボディラインまで綺麗になった」と喜びや驚きの声を多数頂きました。

その後のクライアントの外見の変化や意識の変化に身体と心は繋がっていると確信。美しさもまた健康であることに目覚めます。

しかしながら、なぜ太るのか、なぜその症状が起きたのか、「病は気から」の「気」の根本的な原因がどこにあるのかと興味を持つようになりました。


キネシオロジーとインテグレイティッドヒーリング(IH)

ちょうどその頃、身内が原因不明の皮膚病を発症し、西洋医学では原因が特定できないまま、2か月間にわたって症状が進行・悪化していきました。

そんな中、アメリカ発祥の代替療法であるキネシオロジー(筋肉反射テストを使って身体の声を読み解く技術)の存在を知ります。試しに、サンディエゴ在住のIHプラクティショナー・Izumi Takiguchi氏による遠隔キネシオロジーセッションを受けたところ、なんとわずか1週間で完治。

この体験を通じて、「病の本当の答えは、その人自身の中にある」「身体は、すでにすべてを知っている」という深い真実に触れたような気がしました。

2016年、まずキネシオロジーの基礎となるタッチフォーヘルスを学び、その後、あらゆる多次元的側面から不調の根本原因に働きかけるインテグレイティッド・ヒーリング(IH)に出会います。

このIHは、今まで学んできた身体・心・感情・エネルギーの知識をすべて包括してアプローチできる手法であり、深く感動を覚えました。

同年、サンディエゴにて創始者Mathilda van Dyk氏(Izumi Takiguchi氏通訳)のもと、正式にプラクティショナーとなります。

インテグレイティッドヒーリング(IH)とは

▷Mathilda van Dyk氏とIzumi Takiguchi氏について


さらに2019年キネシオロジーの知識を深める為、またセラピストとして成長をする為、様々なキネシオロジーを学ばれ臨床と研究をもとに多次元キネシオロジーをクリエイトされたニューヨーク在住のキネシオロジスト、中村典子氏のハワイリトリートに参加。

2019年夏、その後も、長野にてベーシッククラス・プラクティカルクラスに参加し、多次元キネシオロジーセラピストとしての学びを深めていきました。

多次元キネシオロジーとは

中村典子氏について


痛みゼロの筋膜リリース、「六層連動操法」との出会い

身体と意識のつながりの重要性に気づいた一方で、あるとき、圧迫骨折をした高齢の祖母の背中の痛みを前に、鍼灸師やキネシオロジストでは何もできなかった悔しさや無念を強く感じました。

また、施術の現場でも「もっと深く、確実に身体のコリや痛みにアプローチしたい」という気持ちが募っていきました。

2020年、「もっと短時間で、やさしく、それでもしっかり結果が出る手技を学びたい」と強く願っていたとき、出会ったのが六層連動操法でした。

この手技は、理学療法士・沖倉国悦氏が、平均年齢85歳のリハビリ病棟でのべ3万人の高齢患者さんに施術してきた経験から生まれた、痛みゼロの最新筋膜リリース法。

わずか数分のタッチで、身体の深層から筋膜や筋肉が“ふわっ”とゆるんでいくその感覚に、私はまるで魔法のような衝撃を受けました。

「これは、安心して受けられる。しかも安全で、短時間でも変化が出る」

そんな手技があることに、心から感動し、学びたい気持ちを抑えきれず、第2期セミナーに即座に参加。

現在はこの六層連動操法を、他の施術と融合させながら、ムスヒ円山のケアにも積極的に取り入れています。

どんな年齢の方にも、“安心して、やさしく、けれどしっかり変化を感じられる”そんな施術を、心を込めてお届けしています。

2020年六層連動操法180日間コンプリートセミナー終了。

2021年上級コース終了。

2022年プロジェクトグループ終了。

2024年〜現在も2ヶ月に一度の講習会に参加中。

2025年ハワイ解剖実習参加。

沖倉国悦氏について

六層連動操 全国マップ


六層連動操法と、クレニオセイクラルと

クレニオセイクラルセラピーとの再会

── わずかなタッチが、身体の深層に届くということ。

鍼灸学校時代、解剖学の学びの中で出会った「クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)以下クレニオ」という言葉。


アプレジャー博士によって体系化されたその手技は、
「わずか5g以下のやさしいタッチで、身体の奥深くに働きかける」という考え方に、当時から強く惹かれていました。

けれど当時の私は、もっとはっきりとした刺激や変化を求める手技に取り組んでいたため、この繊細すぎるアプローチに一歩踏み出すタイミングは、まだ訪れていなかったのだと思います。

それから時が流れ、
「痛みなく・的確に・短時間で」筋膜の深層にアプローチする【六層連動操法】と出会い、高齢者や繊細な方にも使える、驚くほど優しいのに確かな変化を起こすこの手技は、
私に「身体はほんのわずかな刺激でも、的確に触れることで深く変化する」ことを教えてくれました。

この“繊細さと確かさ”の両立を体感したことで、
ずっと心の奥にあったクレニオの想いが、再び息を吹き返したのです。

そして2022年、ようやく学ぶチャンスが訪れました。

クレニオは、頭蓋から仙骨にかけての微細な動きや脳脊髄液の循環に注目し、
全身の体液や神経系のバランスにアプローチする、まさに“内なる静けさに触れる”施術。


エネルギーワークのような繊細さと、解剖学に基づいた確かさの両方を兼ね備えたこの技術は、
私の中でようやく、“深くつながる施術”として統合されていきました。

クレニオとの再会は、まるで六層連動操法で育ててきた“聴く手”が、
次のステージへと導いてくれたかのような感覚でした。

施術中には、深層からふわりと緩むような感覚が訪れ、静かに眠りへと落ちていく方や、自分の内なる世界へ深く入っていく方もいらっしゃいます。

六層とクレニオ、どちらの手技にも共通しているのは、
“力で変えようとせず、“信頼して待つ”という姿勢が共通しています。六層もクレニオも、“力で変える”のではなく、
“身体そのものの叡智を信頼し、待つ”という姿勢が共通しています。

だからこそ、
心も身体もふわりと緩み、
「いま・ここ」―― あるいは、
“自分の本体(ほんとうの私)”に戻ってくるような感覚が生まれるのかもしれません。

お任せのメニューでは、お一人おひとりの状態やリズムに合わせて、
六層連動操法とクレニオセイクラルを柔軟に組み合わせながら、
より深く、よりやさしく、
“その人自身の自然な流れ”が立ち上がってくる時間をお手伝いしています。

2022年アプレジャーインスティチュートジャパンにてクレニオセイクラルセラピーCST1修了。

2023年3月CST2修了。

2023年5月SER1修了。

クレニオセイクラルセラピーとは


身体・心・魂をやさしくひとつにする施術へ

2023年、クレニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を深めていく中で、
施術中に“身体を通して現れる深い感情や記憶”に触れる体験が、自然と増えていきました。

まるでその方の奥深くに眠っていたものが、
やさしく浮かび上がってくるような時間──
言葉では説明できない“内なる対話”が始まったような感覚でした。

それはときに、お身体の声やインナーチャイルド、過去の記憶、
あるいは“見えないけれど大切な存在”からの導きのように感じることもあり、
今ではそのすべてが、癒しのプロセスの自然な一部なのだと感じています。

もちろん、毎回必ず何かが起こるわけではありませんが、施術の中で、まるで“何か大切なメッセージを届ける媒介”のような感覚になることもあり、
ある方からは「橋渡しのような役割を担っているのかもしれませんね」と言葉をかけていただいたこともあります。

そうした体験のひとつひとつが、
単なる偶然ではなく、自分が本来の役割へと導かれているプロセスなのだと、今は静かに感じています。


ご縁あるすべての方へ──心からの感謝をこめて

私はこれまでずっと、
肉体の不思議・心と身体のつながり・自然治癒力と創造性に魅了されてきました。

今は、身体の声を聴きながら、
これまで学んできた多彩な手法のエッセンスを組み合わせて、
“その方の本質と調和する独自の施術”を行っています。

それは、身体の構造を整えることにとどまらず、
エネルギーの通り道をひらき、ニュートラルな状態へと導くプロセス。

その“中立の静けさ”の中でこそ、
身体・心・魂がやさしくひとつになり、
深いリラックスと再統合が起こっていくのだと、今では感じています。

ふりかえればこの道のりはすべて、
「本質的な癒し」
「その人が、本来の力を取り戻すこと」
――そのための道標だったのだと、今なら分かります。

そして今もなお、
“身体から始まる”この旅は、
意識へ、エネルギーへ、魂へとつながる深い探求として続いています。

ムスヒ円山にお越しくださったすべての方が、
ご自身のリズムで、笑顔で日々を生きていけるように。
そんな願いをこめて、ひとつひとつ丁寧に施術させていただいています。

どうか、
満ち足りた、最高のあなたで在れますように。

ここまでお読みくださって、
本当にありがとうございます。